スモールハウス 3坪で手に入れるシンプルで自由な生き方
スモールハウス 3坪で手に入れるシンプルで自由な生き方
高村友也 著
刊行年月 : 2012.08
税込定価 : 1,540円(本体1,400円)
判 型 : 四六判
ページ数 : 216頁
ISBN : 9784495599218
■内容紹介
【スモールハウスムーブメント】
家を小さくして、お金をかけずに、シンプルに暮らそう、という世界的な動き。
・持つべき物を取捨選択して、身軽な暮らしをしたい
・消費社会に流されることなく、主体的に生活を築きたい
・維持費のかからない住む場所を手早く確保して、自由に生きたい
・大きな家の建築や冷暖房によって、資源を浪費したくない
……などの理由から、積極的に小さな家を選択する人が増えている。
スモールハウスに住む6人の暮らしぶりや、スモールハウスを選択した理由を紹介しつつ、
所有、消費、環境問題、分業、資本主義経済、労働、人の心など、それらと「家」との関係について、幅広く語る一冊。
「生きるために必要なもの」が何であって、
どうしたら自由を犠牲にすることなくそれらを手に入れることができるのか、
指折り数えていったら――小さな家ができあがった。
◇ ◇ ◇
<ひとたび人々の生存が保障され、社会全体が豊かになってくると、
物の量よりも、取捨選択のほうが重要になってくる。>
<家が小さければ、必要な土地も小さい。
大きな家や土地は固定資産税だけでも毎年十万円以上飛んでいくから、一生のスパンで考えると、やはり数百万円の節約になる。
その他、家を建てるとなると、家具家電に外回りの設備、登記や保険、細かな手数料が諸々、金銭感覚の麻痺した時期に数百万円が一気に出ていく。
これらの雑費も、スモールハウスであれば、不要か、かなり少なくてすむ。>
<あまりにオーバースペック・オーバーサイズな住宅しか売られていないと、
人生において何をするにも、現行の経済活動に巻き込まれてゆかねばならなくなる。
つまり、相当量の金になるかならないかが最も重要な判断基準となり、
金にならないものは「趣味」という分野で括られ、
金になることをしてから余暇として楽しむ、ということになってしまう。>
<一方、少ないお金で生きてゆけるように工夫することでも、自由を得ることはできる。こちらは、高消費を迫る現行の経済に無用に巻き込まれず、距離を置くという意味では、
「経済からの自由」と呼べる。
「経済からの自由」を確保するためには、最初からお金などほとんど必要ない。
必要なのは、生きていくための最低限の生活が何であるかということを、
既存の経済に惑わされることなく自分の頭で再確認することと、
それ以上の重荷になることを寄せ付けない精神力だけだ。>
(本文より抜粋)
■目次
はじめに 「スモール」の本丸を攻める
第1章 小さくても家らしい家
第2章 物を持たない暮らし
第3章 簡単で大胆なエコロジー
第4章 自由を得るのにお金は要らない
第5章 誰でも手に入るローカルユートピア
第6章 質素な生活と高度な思索
あとがきに代えて 筆者の動機
<著者略歴>
高村友也(たかむらともや)
1982年静岡県生まれ。東京大学哲学科卒業、慶應義塾大学大学院哲学科博士課程単位取得退学。関東に土地を購入し、小屋を建てて生活。宅建主任資格者。著書に『Bライフ―10万円で家を建てて生活する』(秀和システム)
