稼がない男。
稼がない男。
西園寺マキエ 著
刊行年月 : 2013.10
税込定価 : 1,430円(本体1,300円)
判 型 : 四六判
ページ数 : 256頁
ISBN : 9784495525316
■内容紹介
バブル崩壊、失われた20年、アベノミクスで景気浮揚
――日本経済の浮沈に影響されることなく、
“安定の超低空飛行"を続ける男・野口ヨシオ。
「気楽なフリーター生活ができるのは、若いうちだけ」
そんな世間の声をよそに、気づけば47歳。月の手取りは11万円。
そんなヨシオと、結婚せず、同棲もせずにつきあってきた、
フリーライター・マキエが描く、ふたりの17年。
ずっと変わらなかったふたりの関係だけど、
昔:「結婚もできない甲斐性ナシの男とずっとつきあっててもしょうがないじゃない」
今:「うらやましいなぁ」「ふたりならではの確固たる関係性を確立している」
――と、17年経ってみると、まわりの反応が変わってきた。
大切なのは金か? 愛か?
仕事とお金、生き方をめぐる
あるカップルの物語。
■目次
1章 フリーター&フリーライターのカップル誕生
・最低賃金男、“ナマポ"に怒る
・優等生が、中高年フリーターになったワケ
・〝目指せ! 寿退社〟のあの頃……
・フリーターが、ある日突然やって来た
・正社員OLが、フリーライターになったワケ
・女31歳、フリーターとつきあえる?
column フリーターって……
2章 結婚と出産の賞味期限
・パラサイト・シングル同士のお気楽カップル?
・家賃4万、風呂無しアパートの住みごこち
・生活費ギリギリの収入でも、やっていける?
・男34歳フリーター、留置所に3泊4日
・女35歳フリーライターは、フリーターと結婚できる?
・女37歳、駆け込み初産ラッシュ!
・ウエディングドレスと結婚指輪
column 結婚って……
3章 仕事と夢と、オレの生きざま
・火事はビンボー人を救う?
・非正規雇用者の現実と、四十男の就活
・リーマン・ショックとフリーライター
・芸術家でないなら、もうちょっと稼げ!
・人はなぜ働き、なんのために稼ぐのか
・夢を見続ける男・現実を見つめる女
・フリーな夫婦に子供3人
・自分らしく生きて、自分をまっとうする
column 仕事って……
4章 老いていく親と家と、お金の問題
・ビンボー中年カップルの日常
・妻が夫のケータイを見る瞬間
・家を買う友人たちが気になる年頃
・40代で形勢逆転。サラリーマンとフリーランサー
・仕事が決まったら、ふたりで暮らそう!
・結婚しなくても、いいんじゃないの?
・老いていく親と、迫りくる老後の不安
・ついにやってきた財政危機。そして……
column 将来の不安とお金の関係って……
5章 〝幸せ〟は、どこにある!?
・〝世界〟はキミのためにある!
・ヨシオの愛と正義
・ポスドクは辛いよ――超高学歴者の実状
・「アリとキリギリス」のキリギリスのように
・「うらやましい」って、言われるようになった
・生活が不安定でも、不幸とは限らない
・フリーターと幸せに生きていく
column 人生って……
【著者略歴】
西園寺マキエ(さいおんじ・まきえ)
フリーライター。1965年生まれ、東京都出身。
大学卒業後、一般企業OL、派遣社員、編集プロダクションや広告制作会社勤務などを経て、1995年よりフリーランスライター。
高校の同級生であるフリーターの彼と、同棲も結婚もすることなく、17年以上交際を続けている。趣味は音楽全般。
