リハビリ患者を支える人のための本

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リハビリ患者を支える人のための本

岡崎あや 著

刊行年月 : 2014.12.10

税込定価 : 1,650円(本体1,500円)

判 型 : 四六判並製

ページ数 : 208頁

ISBN : 9784495528119

■内容紹介

当事者のやる気は、周囲のサポートで大きく変わる

長期にわたるリハビリは、当事者にとって大変つらいものです。ままならない身体にいら立ち、自暴自棄に陥ることも少なくありません。
「寝たきりか、よくて車椅子」と宣告された著者が2年のリハビリを経て歩行可能になった要因のひとつは、「家に戻りたい」「友人と海外旅行に行きたい」など「目標」を設定し、それに向かってリハビリを続けたことです。そして、心が折れがちな当事者の「治りたい」という気持ちを大きく変える周囲のサポートとは、ご家族・周囲の言葉です。

突然の大事故で大怪我を負った著者が、入院初期からリハビリ終了期まで各ステージでやってきたことと、障がいを持って社会に出て思うことを赤裸々につづった1冊。当事者の心情と、周囲が意識すべき行動・言葉掛けが理解できます。

■目次

はじめに 大病や大怪我はある日突然、降りかかってきます

1章 リハビリを支えるご家族に知っておいていただきたいこと
■何のためにリハビリをするのか、目標を持つ
■「心から治りたいと思う気持ち」が何より大切
■当事者に安心感を与える
■心が「NO」と言ったら休ませる
■医師の言葉で諦めない
■4つに分かれるリハビリのステージ
Column ICUシンドローム

2章 「入院初期」の過ごし方
■「明るい気持ち」でいることがリハビリの第一歩
■動くところを確かめる
■イメージトレーニングも大切なリハビリ
■進歩を確認できるよう、記録しておく
■毎日「どう?」と聞かない
■「生きていることがうれしい」という気持ちを伝える
■お金の心配を遠ざける
■ご家族もリフレッシュの時間を持つ
■“今後の状態”をどのタイミングで、どう伝えるか
Column 病院食は治療の第一歩、体重管理は自己責任

3章 「回復期」の過ごし方
■「がむしゃらに取り組む時期」と伝える
■長期入院を乗り切るためのモチベーションの高め方
■起きたら着替える
■時間を決めてベッドの上でセルフリハビリ
■リハビリの宿題をもらう
■当事者ががんばり過ぎてもあたたかく見守る
■ご家族は休息をとるのも仕事
■上を見ても下を見てもキリがない
Column 病院探し

4章 「通院リハビリ期」の過ごし方
■自宅をどこまで整えるべきか
■心療内科は大切なパートナー
■家族以外の人と会う
■毎日行なうことをひとつ決めて実行する
■自暴自棄に陥る
■病院を変える
■家族離れを進める
Column 退院後の日常生活術 その1

5章 「リハビリ終了期」の過ごし方
■通院リハビリの終わり方
■通院が終わったら自宅でリハビリ
■外出することに慣れる
■外出が嫌で引きこもる
■できることを再確認してゴールを設定する
■次へ進むために今の状態と向き合う
Column 退院後の日常生活術 その2

6章 次のステージ 社会復帰に向けて
■外に出るための情報・機会をたくさん用意する
■社会復帰の時期
■「前を向いて進んでいる姿勢」でいる
■お願いする勇気を持つ
■心を言葉にして伝える
■「ありがとう」にひと言添える
■身なりを整えて、外に出る自信を高める
■復帰に向けた心の準備
Column 障害者認定

7章 障がい者として社会に出た私が感じていること・気をつけていること
■「チャレンジする勇気」と「やめる・諦める勇気」
■障がいを挟む微妙な距離
■相手の立場を考えて行動する
■私が闘っているもの
■生き抜くための試行錯誤
Column 障害者雇用制度

おわりに 今の私の役目


【著者略歴】
岡崎あや(おかざき あや)
心理カウンセラー、コーチ、セミナー・講演講師
2008年4月28 日、ゴルフの打ちっぱなし3階(ビル4階相当の高さ)から、1階のコンクリートに頭から転落。大小100ヶ所以上の骨折をし、開頭手術をするほどの大怪我を負う。「寝たきりか、よくて車椅子」と宣告されながらも、家族・友人・医療関係者の支えによって、歩行器具を使ってではあるが、奇跡的に自力歩行できるまでに回復。ハンディが残り、後遺症と闘う日々だが、自身の経験を生かし、怪我や病気と闘う当事者および家族のカウンセリングを行なっている。