戦略的管理会計と統合報告

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戦略的管理会計と統合報告

伊藤 和憲・小西 範幸 監訳

刊行年月 : 2018.10.31

税込定価 : 3,190円(本体2,900円)

判 型 : A5判・並製

ページ数 : 240頁

ISBN : 9784495208615

■内容紹介

現在ほど、戦略的管理会計に統合報告を用いて、戦略策定と実行を支援する情報インプットとしての機能が求められている時代はない。統合報告書は、戦略的管理会計の機能を有するコミュニケーション・ツールとして活用できるという視点から解説する。

本書の重要な概念とテーマ
・統合報告
・コーポレート・ガバナンス
・サステナビリティ
・ステークホルダー理論と報告
・アナリティクス

■目次

監訳者序
 1 はじめに
 2 統合報告は戦略的管理会計といえるのか
 3 IIRCの基本概念
 4 サステナビリティ会計
第1章 戦略的管理会計とは何か
 1 はじめに:戦略的管理会計の意義
 2 ステークホルダーを取り巻く戦略的管理会計
 3 戦略的管理会計と統合報告
 4 掘り下げた議論:統合報告と戦略的管理会計
 5 戦略的管理会計と統合報告の進化
 付録1 起業報告書の3つの比較
第2章 コーポレート・ガバナンスとサステナビリティ
 1 コーポレート・ガバナンス
 付録2 ビジネスモデルにおけるコーポレート・ガバナンスとサステナビリティ
第3章 会計とアナリティクス
 1 データに基づく意思決定
 2 会計戦略とアナリティクス
 付録3 アナリティクスによるGE式人材管理
第4章 戦略的管理会計の将来の方向性
 1 はじめに
 2 実践への道
 3 優れた意思決定のためのデータ利用
 付録4 積水ハウス株式会社の事例
第5章 財務報告2.0
 1 会計:報告以上のもの
 2 ビジネスプロセス・マネジメント
 3 ビジネスプロセス・マネジメントと戦略的管理会計
 4 統合報告と財務報告2.0
 5 協力して橋を架ける
 付録5 エーザイの複数の資本モデル
第6章 理論から実務へ
 1 戦略的管理会計のクリティカルパス
 2 ビジネスプロセス・マネジメント
 3 現状:業務のための会計
 4 会計とIT
 5 混乱した経営環境に応じたチームの構築
 6 複数の資本と機能横断的チーム
 7 アナリティクスとステークホルダーの意思決定
 8 アナリティクスと戦略的管理会計
 9 一緒にまとめる
 付録6 理論から実務へ
第7章 市場の事例
 1 サステナビリティ、ガバナンス、組織構造の重要性
 2 重要なポイント
 3 サステナビリティ
 4 戦略的な賭けと戦略的管理会計
 5 すべてを統合する
 付録7 エーザイの統合報告書
第8章 統合報告と会計の将来
 1 複数の資本モデルの実行
 2 複数の資本
 3 統合報告:戦略的管理会計に基づく実行
 付録8 本章の解説
第9章 戦略的管理会計:展望
 1 創造性と展望
 2 結語
 付録9 管理会計担当者の役割とグローバル管理会計原則

<著者紹介>
ショーン・スタイン・スミス (Sean Stein Smith)
 本書の原著者であるスミス氏は、ラトガー大学実務専門 (professional practice) の専任講師である。現職以前は、営利・非営利のいくつかの私的セクターで働いており、技術改善、報告の改良、経営変革を支援する主要な役割を担っていた。同氏は、統合報告のインプリケーションに関するIMAとAAAの年次大会で報告している。学位論文は「財務業績におよぼす統合報告の影響」であり、統合報告を用いた上場企業の財務業績と上場していない企業を比較したものである。同氏は、ニュージャージー公認会計士 (NJCPA) 誌の内容項目運営委員会 (Content Advisory Board) のメンバーであり、また、Accounting Today, Strategic Finance, Industry Week など多数の学界と実務界の出版物がある。

<監訳者紹介>
伊藤 和憲(いとう かずのり)
 専修大学商学部教授, 博士(経営学) 玉川大学工学部講師、助教授、教授を経て, 現職。
 日本公認会計士協会学術賞 (2015), 日本管理会計学会文献賞 (2015), 日本原価計算学会著作賞 (2015) を受賞。

小西 範幸(こにし のりゆき)
 現在 青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科教授, 博士 (経営学) 南山大学
 専門領域:キャッシュフロー会計, サステナビリティ会計