最新版 図解 よくわかる印刷発注のための実務知識

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最新版 図解 よくわかる印刷発注のための実務知識

小林茂樹 著

刊行年月 : 2020.01.17

税込定価 : 1,980円(本体1,800円)

判 型 : A5判・並製

ページ数 : 216頁

ISBN : 9784495580827

■内容紹介

印刷発注の仕事の内容と流れの、
“わかりにくいところこそよりわかりやすく”
ビジュアルに解説。
出版、デザイン・印刷業界の新人から、
企業の総務・広報・広告宣伝などの部署で
印刷発注の仕事に携わる方まで必携の一冊です。

印刷物の種類と特徴から、編集の基礎、原価計算のしかたと見積書のみかた、
用紙の知識、印刷・製本工程のプロセスまでをやさしく教えます。
今回、印刷をめぐる技術の進化と状況の変化を織り込んで大幅にアップデート。
新人だけでなく、ベテランにも便利で役立つ内容となっています。


- - - - 著者からのメッセージ - - - -

本書は、印刷発注の仕事の内容と流れについて、初心者にも理解できるよう極力かみ砕いてまとめたものです。出版やデザインの仕事にこれから携わる方はもちろん、一般企業の総務、広報、広告宣伝などの部署で印刷発注の仕事をされる方々にとっても役立つ内容となったと自負しています。
印刷物をつくる目的は、それによってなんらかの情報を他者に伝えるということにあります。重厚で難解な哲学書もスーパーの安売りチラシも、伝えるためにつくられるという点では共通しています。このため、そのつくり手である印刷発注担当者や編集者こそが、もっとも「伝えること」を意識すべきといえるでしょう。

私は20年以上出版の世界に関わってきましたが、その職業生活の中でようやくわかったことは、明確に自分の意思を相手に伝え、相手の意図をしっかりと汲みとることが、この仕事を進める上で一番大切な基本であるということでした。
仕事の現場でうまくコミュニケーションをとるためには、意思疎通のための共通言語(=基礎知識)を理解し、仕事の「感覚」を身につける、つまり全体の流れを把握できるようになることが求められます。それは一朝一夕にできるものではありませんが、本書を参考にしながら実務経験を重ね、それを確実なものにしていただきたいと思っています。

■目次

序章 はじめて印刷発注に携わるあなたに
1 印刷物をつくるということ 
2 プロの編集者やデザイナーが身につけていること
3 印刷発注に特別なツールは必要ない
4 速く、安く、高品質の印刷物をつくるための鉄則 

1章 印刷物ができるまでの流れ
1 まず、企画を立案する
2 製作スケジュールを立てる
3 原稿を集め、管理する
4 記事と台割の確定
5 原稿整理とはどんなことをするのか
6 写真、図表、イラストの手配
7 レイアウトと組版指定
8 入稿作業とチェックリスト
9 初校から責了まで
10 用紙の選択と手配
11 いよいよ製版・印刷工程へ
12 印刷立会いと刷り出しチェック
13 製本、そして納品 

2章 印刷物の種類と特徴
1 デジタル社会でも、印刷物はなくならない
2 書籍(単行本)
3 雑誌(定期刊行物)
4 フリーペーパー・フリーマガジン/小冊子
5 折込チラシ/DM
6 ポスター
7 新聞広告
8 会社案内
9 商品カタログ
10 社内報
11 名刺
12 ハガキ/挨拶状
13 シール(ラベル・ステッカー) 
14 伝票/帳票/社名入り封筒

3章 印刷物製作の企画
1 どんな目的の印刷物か
2 どんな仕様の印刷物か
3 書籍・雑誌の各部分の名称は
4 予算とスケジュールを立てる
5 製作態勢を整え、外注先を管理する
6 担当者の役割と守備範囲

4章 編集の知識
1 原稿はどのように集められるか
2 原稿整理の実際
3 基本レイアウトをどう考えるか(その1)
4 基本レイアウトをどう考えるか(その2) 
5 組版指定のしかた
6 書体/フォントの知識(その1)
7 書体/フォントの知識(その2)
8 文字校正のルールを守る
9 文字校正をする際の留意点
10 一般用ソフトとDTPソフトの違いを意識する
11 写真原稿の取扱い
12 画像データについて知っておこう
13 フォトライブラリーの利用と著作権・肖像権
14 色の基礎知識
15 網版、白抜きなどの処理は
16 デザイン事務所やDTP業者との連携
17 イラストレーターやカメラマンへの依頼は
18 装丁の知識
19 台割とページ数の調整
20 データの保存と管理
21 PDF入稿とは何か 

5章 原価計算と見積り
1 DTP組版料
2 製版料
3 刷版料
4 印刷費
5 製本費
6 用紙費
7 色校正費
8 イラスト料
9 図版作成料
10 デザイン料/装丁料
11 写真撮影料/スタジオ使用料
12 原稿料/印税 
13 その他の経費 

6章 用紙の知識
1 用紙の種類
2 用途に応じた用紙の選択
3 印刷物の判型と用紙の寸法
4 用紙の流れ目とは
5 用紙の「連量」と「米坪」
6 束見本の利用法
7 用紙発注における留意点
8 特殊紙にはどんなものがあるか
9 用紙の「質感」と「色味」 

7章 印刷・製本工程の知識
1 印刷方式の種類とプリプレスの変遷
2 平版(オフセット)印刷の概要
3 凸版、凹版、孔版印刷の概要
4 オフセット印刷機の種類
5 CMYKとRGB
6 製版指定とは何か
7 印刷インキの種類
8 色校正はどのように行なわれるか
9 面付けのしくみ
10 「折り」と「丁合」の工程
11 折り方のバリエーション
12 並製本の工程
13 上製本の工程