野菜も人も畑で育つ

野菜も人も畑で育つ

在庫あり

amazonで購入する

7netで購入する

楽天ブックスで購入する

野菜も人も畑で育つ

―信州北八ヶ岳・のらくら農場の「共創する」チーム経営

萩原 紀行 著

刊行年月 : 2021.02.02

税込定価 : 1,870円(本体1,700円)

判 型 : 四六判・並製

ページ数 : 264

ISBN : 9784495540814

■内容紹介

★★★主要電子書籍販売サイトにて電子書籍版も発売中!★★★

●のらくら農場の特徴
・農繁期には16名ほどで運営
・平均年齢33歳。ほとんどが非農家出身
・50~60の多品目を中量生産

複雑で伝えづらい作業の手順やコツ(「暗黙知」)を、理解しやすい「形式知」に変換。
農場メンバーだけでなく、仲間の農家や小売サイドとも連携して「集合知」に高めることで
質の高い野菜を、それなりの量、時期を狙って作れる農家に。

都会の営業マンが長野県で就農して23年。
「栄養価コンテスト」グランプリ受賞の人気農家が
手探りで見つけてきた
農場運営の公式!

■目次

プロローグ のらくら農場の1日と四季
1 20年前の、のらくら農場のある1日
2 あれから20年後の、のらくら農場の1日
3 のらくら農場の四季
秋落ち=自然なこと

第1章 農場を作る――営業マンから山奥の農家へ
1 体のバケツとジンマシン
2 彼女が農業とか言い出した
3 社長とネギ
4 歩かないと決めた日
5 たまたまの出会いで、たまたまの移住
6 時給350円
7 暗闇の中でスイッチを見つける
風と土

第2章 のらくら農場 経営の公式――実践する中で見つかった僕らのスタイル・強み
1 ライバルのいない場所でやっていく
2 情熱のプロダクトアウト
3 「良質の中量」を狙って作る
4 自給自職。仕事がなければ、仕事を作る
5 集合知を作る
6 仲間の経験を自分の経験に組み入れる
7 長くおつき合いできる取引先
ラグビーボールとイチゴ

第3章 のらくら農場 畑の公式――土壌と栄養価を数値化し、作業を形式知にする
1 栄養価を追求する
2 土作りを可視化する
3 文系出身、元素記号で考えてみる
4 菌にできること、できないこと
5 作物を主語とする
6 多品目栽培だから見つかったカテゴリー
7 作物の要求を満たすための「結果スピード」
8 1反を3.5日で終わらせるための作業管理
9 細かく作業予定を決めるからこそ変更できる
食の基本は受け身

第4章 のらくら農場 チームビルディングの公式――一緒に問題解決する仲間になるために
1 誰にでもできる仕事に、誰も来ない
2 怒ることを禁止してみた
3 横に立つコミュニケーション
4 多すぎる農地を覚える方法
5 担当の線引きをあえて曖昧にする
6 畑を食べるまかない
7 60:60の関係でいこう
8 「せめて」を積み重ねる
9 「ドべネックの桶」を意識する
10 普通をたくさん重ねると強い
11 わからないまま進む力
わからないままとっておく

第5章 未来への公式――のらくら農場の未来とこれからの農業界
1 農業を進化させるキーマン
2 同じ「文化圏」でつながる
3 農業の枠を溶かす
4 マイクロ農協
5 負のエネルギーを減らす
6 中山間地農業に中量生産というピースをはめてみる
7 信州と九州でチームを作る

<著者略歴>
萩原 紀行(はぎわら のりゆき)
のらくら農場 代表
1971年、千葉県松戸市生まれ。大学卒業後、東洋エクステリア㈱(現LIXIL)に営業職として勤務。後に妻となる彼女に触発され、農業に関心を持つ。持ち前の行動力で農業に突き進み、サラリーマンを辞め、埼玉県小川町の霜里農場で11ヶ月、住み込み研修を受ける。
1998年、長野県八千穂村(現・佐久穂町)で就農し、夫婦2人で75aから小さく農場をはじめる。現在は約7.5haで約50品目の作物を有機栽培。ハイシーズンには16名ほどのチーム(組織)で運営。これまで農家ごとの暗黙知だった栽培技術を形式知にすることで生産性を向上。さらに生産者同士の集合知へと発展させることで、付加価値の高い事業モデルの構築に取り組む。
2014年、「TEDxSAKU」で「集合知の農業へ」を講演し、反響をよぶ。2019年、「オーガニック・エコフェスタ」で開催される栄養価コンテスト(一般社団法人日本有機農業普及協会主催)では3部門で最優秀賞を獲得し、総合グランプリを受賞。2020年はケール部門で二連覇。農業界のイノベーターとして、消費者・商業者から注目と共感を集めている。妻と二男一女。