情報洪水時代の歩き方

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メディアを賢く消費する「情報リテラシー」

情報洪水時代の歩き方

大野 伸 著

刊行年月 : 2022.12.26

税込定価 : 2,200円(本体2,000円)

判 型 : A5判・並製

ページ数 : 260

ISBN : 9784495541316

■内容紹介

コロナ禍で圧倒的な支持を得た
日本テレビ「news every.」前統括プロデューサーが伝授する
不確実性の高い時代を力強く生き抜く技術。

藤井貴彦キャスターの発信を
一番近くで見守ってきた
報道番組制作責任者が語る舞台裏とプロの目線。

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マスメディアから個人まで、1億総メディア時代。
溢れる情報の中から有益な情報を見つけ読み解き、
消化して発信をすることが、人生を豊かにする――

・コロナ禍に「自粛ポリス」を生み出した怖さ
・情報洪水の中で「部族化」する世界
・人はなぜフェイクニュースにだまされるのか?
・先入観より判断力を持つ
・なぜテレビ局がSNSでも発信するのか?
・メディアの「癖」を正しく知る
・自己肯定感とSNS
・「news every.」(日テレ)発信の秘密、プロの技

情報を取り巻く環境が大きく変化する中で、
「情報リテラシー」をしっかり身につけ、
たくましく情報の荒波を乗り越えていこう。


----- 著者からのメッセージ -----
どんな教科書にも答えが書かれていないことが立て続いている。
第二次世界大戦の教訓から世界中の政治学者が英知を集めて、どのように戦争を止めるか議論を重ねてきたが、今回のウクライナの戦争で各国の指導者たちは解決策を見出せていない。

こんな未曾有の時代に、筆者は日本テレビの夕方のニュース番組「news every.」の統括プロデューサーをコロナ前の2018年12月からコロナ禍を経て、アフターコロナを見据えた状況に入る2055年5月末までの3年半にわたって務めた。ありがたいことに番組は視聴者から大きな支持を集めることができた。

しかし、生半可な戦いではなかったことは事実だ。日々、専門家でも正解がわからない新型コロナウイルスを巡る事象をリアルタイムで取り上げ、視聴者の期待に応えなければならない。
さらには制作の過程においても、スタッフを新型コロナウイルスに感染させてしまうことも、逆にスタッフが感染を広めることも防ぎながら、放送体制を維持することを考えなければならなかった。クラスターが起こり、放送が維持できなくなることは現実の恐怖として今も続いている。(中略)
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このように情報を取り巻く環境が大きく変化する中で、筆者は情報を扱い発信するプロとして、溢れる情報の中から有益な情報を見つけ、きちんと消化して発信をすることは“現代社会を生きることを豊かにする”と感じてきた。
生きるためのエネルギーにつながるのが情報であり、賢くニュースを読み解いていけば、これほど有益なものはないと強く感じている。新聞もテレビも、決して「オワコン」ではなく、むしろネット世代の若い人にこそ接してもらいたいと強く思っている。(中略)
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特に情報を正しく発信することはグローバル化だからこその急務であり、大学入試でも問われる能力になっている。どんな企業や団体も、世界に誤解なく伝えるスキルが欠かせない時代。この社会の要請こそが、高校生から企業広報の担当者、さらには経営者まで含めて筆者の講義への支持が高い理由になっている。情報の最前線にいる実務家として、情報と賢く接するための知見を具体的な事例や概念図を用いながら伝えたい。

----- 「はじめに」より抜粋 -----

【著者紹介】
大野 伸(おおの しん)
日本テレビ放送網株式会社 「news every.」前統括プロデューサー
早稲田大学パブリックサービス研究所研究員、早稲田塾講師、日本メディア学会会員、sweet heart project(障がい者自立支援プロジェクト)アドバイザー
1996年に日本テレビ放送網入社。報道局に配属になる。社会部にて警視庁記者クラブなどを担当した後、2003年より経済部にて経済産業省、日本郵政公社、財務省、内閣府などを取材。三菱自動車やダイエーの経営再建取材など民間企業の取材も多数。
2008年から経済部デスク兼ニュース解説者として「news every.」「スッキリ」「NEWS ZERO」などでスタジオ解説、ラジオ日本の朝の番組「岩瀬惠子のスマートNEWS」での解説など。2013年に営業局へ異動し、ルーブル美術館やリオ五輪でのCM 撮影を行なう。「第68回広告電通賞優秀賞」を受賞(チーム受賞)。
2016年より報道局にて「Oha!4 NEWS LIVE」プロデューサー、2018年12月から2022年5月まで「news every.」統括プロデューサーを務める。
元青山学院大学兼職講師(2011年~ 2015年)。大学、財団法人、公共団体、経営者勉強会、広報勉強会、海外など含めて多数の講演歴や学術誌やWEB メディアでの執筆活動も行なう。
早稲田大学大学院政治経済学術院公共経営研究科修了(公共経営修士)。

■目次

1章 情報洪水時代を生きる私たち
2章 情報洪水時代を生きるメディア
3章 フェイクニュースとの戦い
4章 情報リテラシーを高める
5章 情報を活用し豊かに生きるために