定着経営
「採ってもすぐ辞める」時代の人材定着率の高い中小企業
定着経営
船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング 著
刊行年月 : 2026/08/20
税込定価 : 1,870円(本体1,700円)
判 型 : 四六判・並製
ページ数 : 230
ISBN : 9784495542153
■内容紹介
「採用コストの上昇」×「早期離職率の上昇」という二重苦の中、
「採用→育成→離職」の消耗サイクルが利益を帳消しにしています。
まず、今いる社員が辞めない土台をつくる。
その上で、長くいる社員に投資して育成する。
そして欠員補充ではなく「事業を広げるための戦略的増員」として採用する。
このサイクルこそが、人口減少時代の中堅・中小企業の唯一の活路です。
「定着経営」は単なる離職防止策ではなく、新しい経営思想なのです。
■目次
序章 なぜ「いい会社」のはずなのに、人が辞めていくのか
■1 なぜ今、「定着経営」なのか
■2 本書が解こうとする「経営者の3つの問い」
■3 本書の全体構造――5章で完結する設計図
■4 本書を読み終えたとき、あなたの経営はどう変わっているか
■5 はじめる前に――本書の読み方
■序章のまとめ――本書が向かう先
第1章 利益の方程式「定着→育成→採用」の経営思想――「売上」を100万円増やすより、「離職」を1人防ぐほうが利益ははるかに大きい
■1 「1人辞める=300万~500万円の損失」という現実
■2 「また求人を出せばいい」に潜む落とし穴
■3 サイクルを逆回しにする――「定着→育成→採用」の経営思想
■第1章のまとめ――経営者が今日から問うべきこと
第2章 社員はなぜ辞めるのか――離職を生む3つのギャップを解剖する
■1 【構造①】基準のギャップ――「やさしさ」のつもりが、若手を不安にさせる
■2 【構造②】報酬のギャップ――「整えたつもり」が、意欲を生まない
■3 【構造③】関係のギャップ――「対話しているつもり」が、本音を遠ざける
■4 解剖図から治療計画へ――3つのギャップに手を打つ「3つの役割」
■第2章のまとめ――離職の本質は「3つのギャップ」にある
第3章 お飾りの理念を「最強の行動ルール」へ――「基準のギャップ」を埋める経営者の仕事
■1 【STEP1】飾りの言葉を捨て「天然の言葉」を掘り起こす
■2 【STEP2】条件競争から降りる――「働く意味」でマグネット化する
■3 【STEP3】抽象的な理念を現場が迷わない「○×判定」へ変える
■4 【STEP4】「理念を組織のボス」に据える――社長も例外ではない
■第3章のまとめ――理念は経営者の「覚悟の表明」である
第4章 「仕組み」で離職を防ぐ――「報酬のギャップ」を埋める仕組みの担い手の仕事
■1 離職予兆のキャッチ技術――手遅れになる前の微変察知
■2 パルスサーベイ超運用術――週1問で心の温度を測る
■3 節目マネジメント――魔の3ヶ月・1年・3年を狙い撃つ
■4 リスク察知後の即応術――「辞めようかな」を逆転させる
■5 卒業生の資産化――退職を最強の改善データに変える
■第4章のまとめ――「後手の消火」から「先手の予防」へ
第5章 1on1という名の説教はやめよう――「関係のギャップ」を埋める管理職の仕事
■1 対話のマインドセット――説教を捨て「支援」に徹する
■2 「聴く」技術――傾聴で本音を引き出す
■3 問いかけの技術――3つの必須質問とキャリア対話で核心に触れる
■4 運用の継続ルール――信頼を「線」でつなぐ仕組み
■第5章のまとめ――3役割が揃って、3つのギャップは埋まる
第6章 定着経営をはじめる――「3ヶ月・1年・3年」の実装ロードマップ――「いつかやる」は永遠に来ない。定着経営は明日の朝礼からはじまる
■1 全体像の再確認――3つのギャップ×3つの役割
■2 「3ヶ月のロードマップ」――動きはじめるための3ヶ月プラン
■3 1年・3年のロードマップ――組織が変わる中期計画
■4 経営者への最終メッセージ――定着経営を続けるために
■本書のまとめ――9つのキーメッセージ
おわりに 「辞めない会社」が拓く未来
巻末付録 1on1実践シート
